3・4歳児さん 縄文のムラへ


園から車で約十分。
日本最大級の縄文集落跡「三内丸山遺跡」。
こんなに近い所に「世界文化遺産推薦候補」があるんです。

4歳児さんは、昨年 遺跡近くの「ピクニック広場」へ出かけ、縄文のムラ手前に復元された竪穴住居を覗いて来ています。
「ここ、知ってる!」



「縄文時遊館」のトンネルを抜けると秋に染まった広場が広がっていました。お出迎えしてくれた縄文の仲間に挨拶をして散策スタート!


途中の看板も見ながら進んでいくと…発見!

縄文のムラ!


うわーおっきい‼…3歳児さん曰く「きょだいな きょだいな」建物発見!
みんな たまらず走り出します。

4歳児さんは、これは「あの三匹のこぶたの藁の家かもね?」と狼になって「ふっふのふー!」と息を吹きかけるもののビクともせず。
それでは「おじゃましまーす」と大型竪穴建物の中へ。土と藁のにおい…自然光の明るさ。見上げた梁を見ながら、保育園の「“子民家”みたいだね。」とつぶやいています。


ムラのあちこちに復元されたたくさんの掘立柱建物や竪穴建物(土葺住居、樹皮葺住居、茅葺住居)を散策。



たくさんの建物と共に、子どもたちの心を揺さぶったのは、たくさんの実りを分け与えてくれる「くり」!、「どんぐり」‼
もくもくと秋の贈り物を拾い集めています。縄文人もこうして集めていたのでしょうね。
栗のイガのはずし方、さすがの足技です。



大きな葉っぱは、お化けのお面になったり、うさぎの耳になって「葉っぱに~(バニー)ガール」登場!


たくさん拾ったのはいいけれど、気が付いたらおなかは減って来たし、荷物は重いし…
「重くって、もう歩けないよ~…」
あー、みんな行っちゃう…

「ピクニック広場でお弁当食べようか?」
…偉大なり。お弁当の力。



お弁当の後、もうひと遊び!・・・の前に、荷物整理です。
お天気はいいけど、風強し。シートをたたむのも一苦労。4歳児さんは考えながら自分の力でたたみます。これも生活力。
毎日の生活の積み重ねが心もちと技術をはぐくんでいるのです。

じっくりと探索し、秋の自然と文化に触れた園外保育でした。

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