今日は七夕。

七夕飾りを作っていると4歳児さんの男の子が、「七夕ってどんな日なのかな」と呟きました。
4,5歳児さんで「年に一度、織姫と彦星が会える日」「お願いごとをする日」と由来について話していると、「一年に一度ってことは“一生”ってこと?」「そんなに長い間会えないの?」「七夕の日は天の川がなくなって二人が会えるってこと?」など子どもたちのイメージはどんどん広がっていきました。今夜、天の川がどうなるのか…気になる子もいるようです。

子どもたちはいろいろな思いや夢を短冊に描いて飾りました。
こぐまさんにお願いごとを聞いてみたところ
「みんなと楽しく遊びたい」
「合宿に行けますように」「素敵なチームになりますように」
といったお願い事が。2週間後の合宿を心待ちにしていることが伝わってきました。
また、その次に多かったことが「早くコロナウイルスが終わりますように」でした。子どもたちもまた大人と同じように世の中の変化を敏感に感じ取っているのですね。

現在、熊本では自然災害が猛威を振るっています。その事態を映像や新聞で目の当たりし、他人ごとではなく心が痛みます。
どうかそこで生きる方たちの命が助かるように。そして命が助かった方、家族を失われた方、被災し途方に暮れている方々がどうか少しずつでも前向きに生きることができますようにと、祈らずにはいられません。
コロナウイルス感染症の恐怖があり、自然災害があり厳しさの中にいます。人間は一人では生きることができません。困った時には誰かに手を差し伸べられ、救われ、前を向いて一歩ずつ踏み出せます。

子どもたちとの生活はまさしくこうしたやりとりの繰り返しのような気さえします。子どもたちは、自分で物事を決めて行動し、喜びもあれば、悔し涙も悲しい涙も生き生きと流します。壁にぶちあたった時にどうしようかと考えながら、手だてを見つけて動きだします。しかし、どうしても気持ちが落ち込み前を向けない時には、周りの友達や一緒に生きる保育士たちに支えられ、励まされ自分の一歩を踏み出すこともあるのです。
困らない子ではなく、困った時にどのように考え、受け止め自ら歩き出すのか。そうしたこれから人生の中で出会うことに立ち向かっていける子どもたちに成長してほしいと願いながら日々子どもたちと過ごさせていただいています。
これから、たくさんの夢と希望を抱いて生きることのできる世の中でありますように。そして、子どもたちが健やかに成長できる時代でありますように。みなさん子どもの世界を守っていきましょう。

<今日の七夕ランチメニュー>
🌟七夕ロール
🌟すましそうめん
🌟白菜の梅おかか和え
🌟デザート:スイカ

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