命を慈しむ

「今まで生きてくれてありがとう」
テレスを見送った日、ある男の子が言いました。

4月18日の13時頃、アリスとテレスのお世話をしていた子たちが「テレスがなんか変」と言いました。
そこには、横たわったまま動かないテレスがいました。
突然のことに、子どもたちも私たち保育士も驚きました。
「あたしたちが目を離したからだ」お世話をしていた子たちは言います。
「ご飯だよ。食べて」3歳児の子は、不思議そうに動かないテレスに声をかけます。


翌日、子どもたちとテレスのお別れをしました。
テレスのためにお家からお花を持ってきてくれた子がいました。
卒園児の子も、知らせを聞きつけて、お手紙を送ってくれたり、手を合わせにきてくれました。


動かなくなるってどういうことか。
子どもたちと考えました。

テレスは幸せだったのか?
テレスが嬉しかったこと
テレスが楽しかったこと
想いを馳せました。


限りある命だからこそ、自分を生かし、他を生かして輝いて欲しいと願います。

テレス。子どもたちと共に過ごしてくれたことに、感謝しています。ありがとう。

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