2016年01月18日 ( 月 )
先日は、雪が降るなか多くのお母さん方が集って下さいました。
27年度のScholaは、
1回目「これからの学力について」、
2回目「愛着について」、
3回目「絵本について」
そして、今回4回目は「基本的生活習慣について」でした。
子どもたちと過ごしている中には、
基本的生活習慣でもある、
「食事・睡眠・排泄・着脱・清潔」が常にあります。
この食事、睡眠、排泄、着脱、清潔は、
毎日何度となく繰り返し行われています。
子どもたちは、この生活の中で繰り返されていることを
生活の中で知り、遊びの中で繰り返し真似ています。
保育の父と言われている、倉橋惣三の言葉の中に
「生活を生活で生活へ」という言葉があり、
生活の中には、遊びも、学びもあると言われています。
基本的生活習慣とは、私たち大人が教え込むものではなく、
日常の中で育まれていくモノなのです。
子どもたちは、大人に十分にしてもらう体験を通して、
大人のようにやってみよう、
やってみたいと意欲を持ち、
1人で出来た喜び「できた」を経験し、
出来た喜びを、誰かに何かをやってあげたい(自立)姿へ成長します。
生活の中には学びがあり、遊びの中に学びがあります。
私たち大人の「早く、ちゃんと、がんばって」の
想いが先に立つのではなく、
子どもたちが困らないようにと、
転ばぬ先の杖を差し出すのではなく、
子どもたち自身が出しているサインを見逃さず、
私たち大人は、そのサインにすぐ気づける存在でありたいですね。
次年度もScholaを開催しますので、
また、お母さん方と子どもたちについて共に学びあいましょう。
次年度も、おたのしみに。
aaaaaa