今日は子どもたちに「海を見に行こうと思うんだけど、行ってみる?」と聞いてみました。
「海に入るの?」「裸んぼで?」「みんなと一緒に?」
とたくさんの質問がありました。
以前行った園外保育の記憶も残っているようです。
「先生さ、歩いて海を見に行きたいなと思ったんだ。すごく遠いんだけどね」
とつぶやくと、「海見たい!」と言って子どもたちは準備に取り掛かりました。
ここから中央埠頭までは片道1.6㎞あります。
今まで歩いたことのない距離です。
子どもたちは、これまでいろんな場所までたくさん歩いてきました。
持ち物は、保育士が持つ着替えリュックと救急バックと大量の麦茶と子どもたちの「行ってみたい」という気持ちだけです。
長い道のりには発見がたくさんありました。
子どもたちは指さして「ねぶただ!」と教えてくれます。
警察署に着くと、パトカーが並んでいます。
「パトカー屋さんだ!」と嬉しそうに話す子がいました。
子どもたちの表現力はいつも楽しい発想ばかりです。
ついに中央埠頭に到着しました。
子どもたちは、目の前に広がる海へ吸い込まれるように走っていきます。
海を夢中で眺めています。
お茶を飲んで少し休憩し、また園舎まで戻ってきました。
往復で3.2kmの長い距離を「行ってみたい」という想いだけで歩ききった子どもたちに力強さを感じます。
次も長い距離を歩きますよ。
どんな発見があるのか今から楽しみです。