昨日、2歳児さんの保育満了式を無事終えることができました。
満了式では、一人ひとりが園長先生より満了証書をいただきました。
どの子も、少しの緊張と共に誇らしげな面持ちでした。
そして昨夜は、満了児さんのお父様、お母様方と
子どもたちの成長を振り返るひとときを過ごさせていただきました。
お父様、お母様方からは身に余るお言葉をいただき、
ありがたい想いと共に、倉橋惣三の「詫びる心」の一文がよぎりました
詫(わ)びる心
自分としては一ぱいに尽くしてきたつもりであるが、その自分の足りないために、
欠けていたこと、誤っていたところも少なくなかったであろう。
そのまた、一ぱいに尽くしてきたつもりが、その実甚(はなは)だたるみの多いものであったではなかろうか。
自分の足りなさが、その自分に分からないのは、どうすることも出来難いとしても、
もっと尽くせば尽くせるものを尽くし尽くさなかったことが気にかかる。
よろこばれると済まなくなる。
礼をいわれると気恥ずかしくなる。
うれしさと目出度さに上気させられるような、三月末の賑やかさと、
はなやかさとの後に、子どもには知らせずに、そっと独りで詫びたい心が残る。
倉橋惣三著〖育ての心〗より
子どもたちと出会うことができ、共に過ごさせていただいた日々に
子どもたちを通してお父様、お母様方と出会い
子どもたちの成長を共に見守ることができたことに
心より感謝を申し上げます。
私たちは、いつまでも子どもたちの成長を祈り、
子どもたちと、お父様、お母様方がいつでも立ち寄りたくなる
心のふるさとでありたいと願っています。
本日3月11日は、多くの犠牲をはらった東日本大震災のあった日です。
早いものであれから12年がたちました。
一瞬にして、未来を失ってしまった方々のご冥福を心よりお祈りしたいと思います。
祈