先日花岡公園で行われた親子遠足。
その名もグルキャン!
太陽の熱さと、緑の原っぱに時より吹き抜ける林の風。
木々の枝葉の間から差し込む木漏れ日。
暑さと共に風の心地よさをも感じられた時間。
その中でご家族が集い、一緒に歩きながら自然の恵みに出会いましたね。
歩き始めた数か月の子どもたちの一歩が、歩くことの喜びを伝えてくれていました。
またある子は、自分で歩けることに自信をもって、最後まで歩くんだよ!と言っているかのような力強さを謳っていました。
自然は私たちが作り出せないことを教えてくれます。
葉っぱが揺れると木々たちがサワサワとうたうこと
道端には忙しそうにアリたちがあるくこと
いろいろな形や色の葉っぱや花があること、そして香りがすること
子どもたちは、匂い、音、感触、瞳など言葉で表現する以上に五感で自然を感じていたのではないでしょうか。
大人は、ついつい先のことばかりを考えて今あるモノゴトや出来事を置いて行動しがちですが、
この日は子どもと一緒に同じものを見て、子どもの興味や発見に手を止めて見ることができたなら
子どもたちにとってそれはこの上ない喜びの時間になったのではないでしょうか。
私たち大人が忘れがちな、今をじっくり生きること。
それを自然の中で子どもたちから教えてもらえたようにも思います。
今回、子どもたちのもっているチカラを信じながら過ごしていたご家族の方がいらっしゃいました。
それは
おたよりで・・・
イベントではなく保育活動の一環として行われた時間。
招く者、招かれる者ではなく一緒になって作り上げ過ごしました。
朝早くからテント張りをしたり、片づけまでしてグルキャンをしめくくってくれたお父さん。
そのために一緒になって早起きして向かってくれたお母さん。
たくさんの方の力がかけあわされ過ごしたひと時でした。