Schola【愛着】について

2013年02月06日 ( 水 )

「お母さん、ちゃんと子どものことを考えよう!!」
の第一声から始まった今回の【愛着】についてのSchola。
幼児理解とは「愛すること・理解すること」と熱く語り始めた理事長先生。
理事長先生曰く子どものことは今も分からない。だからこそ子どもの行動や考えていることに仮説を立てて考えることが大切だと話されていました。「きっとこういうことなのかな?」「こうでないのかな?」と考えることで見えてくる気づかされることが沢山ある、だから「子どもには意味のない遊びはない!!すべてに意味があり思いがある」と話は続くのでした。

「人生には自動ドアはない、子どもたちは自分で鍵を開け歩んで行かなくてはいけない」だからこそ、【他律】ではなく【自律・自立】なのだ。
大人が「あ~しなさい」「こ~しなさい」の【他律】ではなく、今育てたいのは【自律・自立】である。

「できないことでも、やっているうちに、できるようになる」
と言うけど
「できないことは、できるわけがない、それを言うなら」
「できることをやっているうちに、できなかったことが、できるようになる」
でしょう。

子どもは3歳までに親孝行は終わっていると思いますよ。
顔をみてくれるだけで十分親孝行をしてくれている。
「お母さんたちあと何を期待しているのですか?」と問われた理事長先生。
あとは親孝行をしてくれた子どもたちに親が子ども孝行をしていくこと。
3年分の親孝行を30年分で子ども孝行で返していくのです…と。

スパルタ教育からフレーベルの人間教育、心理学者のアブラハム・マズロー・倉橋惣三、映画「赤ひげ」おトヨまでを熱くそして時間を気にかけお話してくれた理事長先生でした。

今年度は【探索活動・排泄・遊び・愛着】の4つテーマで理事長先生の熱いお話Schola~子どもについて考える・子どものように考える~を展開してきました。お忙しい中、遅くまでありがとうございました。
今年度最後のSchola育児に仕事に家事にと一生懸命なお母さんたちへと理事長先生より【育ての心】の書籍の贈り物がありました。行き詰った時、子どものことを思い浮かべた時そっとページをめくって頂けたら幸いです。

最後に理事長先生、真悟先生が話されていた、
【オキシトシン】それは「愛情ホルモン」・「幸せホルモン」ともいうのです。
授乳と抱っこの時に。子どもたちが抱っこ抱っこと求めた時に抱きしめられたその時に。困った時に共に解消してくれるその時に分泌されるのです。スキンシップ、楽しい体験をする(一緒に)ことで多くのオキシトシン(愛情ホルモン)は分泌され心を体を満たしてくれるのです。

次年度もお楽しみに!!

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