あいの保育園

過去の保育日誌

3,4,5歳児 春の懇談会資料②

3歳児 何でも一番! 自信家

言葉も運動能力もめざましく発達

 話せる単語が増え、言葉で自分の思っていることや考えをいえるようになります。人とつながることの喜びも実感でき、大人が相手なら対話ができるようになり、社会性の育ちに大事な力がついてきます。 ですから、この時期、対話をどう育てるかが重要です。また、親離れができるようになってくるのもこのころ。自分の思っていることと、親が考えていることが違って当たり前なんだ、ということに気づきます。
 親が自分の思いどおりにならないことに、耐えられるようになっていきます。ほかにも、運動能力が高まり、バランス感覚が著しく育ちます。高いところに登ったり、飛び降りたりと何でもやりたがり、目を離せない場面も。友達に関心をもつようになり、友達のまねをして、何でもやりたい気持ちも強くなります。 お花の水やりや食事の用意など、大人のお手伝いもできるようになります。自我がさらに強くなり、けんかも多くなりますが、友達と遊ぶ楽しさを知ることで、人に寄り添えるようになっていきます。

4歳児 自分を振り返りはじめる

葛藤と向き合いながら 乗り越える力をつける

 自分のできないこと、苦手なことを自覚するようになります。自分の求めていることと事実が合致しているかどうか、という確認をするようになるので、「今日はよく食べたね」と安易なほめられ方をしても喜ばず、「まだ牛乳を飲んでないよ」と、事態をありのまま認識したり、まわりの友達と自分を比べるようになっていきます。
 自分中心の世界から、少しずつ友達の気持ちもくむことができるようになり、友達とのやりとりを楽しんだり、イメージを伝え合うことができるようにもなります。
 また、「鉄棒ができるようになりたい」「縄跳びで20回跳びたい」など、目当てをもつようになります。それがうまくできないときは、葛藤が内面化し、人にぶつかるより、自分の中だけでイライラすることが多くなります。それで自信をなくすこともあるので、「うまくいかなくてつらいね」と、まずは大人が共感し、支えてあげることが大切。自分を支えてくれる人がいることを支えに、気持ちが安定し、葛藤を乗り越えていけます。

5歳児 我慢する力が育つ

幼児期もそろそろ卒業のサインです

 感情が安定し、我慢する力が少しずつ育っていきます。 4歳のときは、「Aちゃんは意地悪する悪い子だ」と、いいか悪いかでしかとらえられなかったのが、「Aちゃんは乱暴するけど、やさしいときもあるんだよ」と、いろいろな状況を考えて、人をとらえられるようになります。
 「もしも」という仮定形の言葉も理解できるようになり、相手の立場になって、物事を考えられるようにもなります。また、4歳児は自分の考えと大人の考えが違うと、大人の考えを優先していましたが、5歳になると、自分で判断するようになり、自分の意見を優先することもあります。これが、幼児期の終わりのサインです。生活習慣もしっかり自立し、大人を頼らなくなります。今までは、いやなこと=やらない、で通すことも多かったのが、「歯磨きはいやだけど、虫歯にならないために、苦手でもやってみよう」と、いやなことでも納得すればやるようになり、マイナスをプラスに変える力がついていきます。

著:今井和子『0歳児から5歳児 行動の意味とその対応―見えてますか?子どもからのシグナル』
令和8年4月27日(月)あいの保育園
しろくま組・こぐま組懇談会資料

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