2011年02月07日 ( 月 )
2月5日(土)、保育園で纏振りが行われました。
来る2月8日は“初午祭”。纏振りの行事は、火災の多いこの時期に、消防の出初式と合わせ、古くは江戸時代より、1年の災難厄除、五穀豊穣を願ってとり行われてきました。
消防車などの文化がまだ発展していなかった江戸時代、“町火消し”と呼ばれた主に鳶人職の男衆が、火事の現場にいち早く駆けつけ、火元の周囲の屋根に上がり“ここまでで火を食い止める”という境界線の目印に纏を振って遠くまで知らせたのが、纏振りの起源だそうです。
子どもたちは、勇ましい掛け声ときびきびとした纏振りの動きに目を輝かせて見入っていましたよ。
またその後は、消防車と記念写真をとり、実際に纏に触らせてもらったり、消防車に乗せてもらったり、大喜びでした。
消防団は地元の方で組織されており、毎年かかさず子どもたちと保育園の1年の無事を祈願しにいらしてくださいます。目を細めてにこやかに子どもたちと触れ合っていかれました。
地元の方々のあたたかさにあらためて触れさせてもらった1日でした。