春の宵 つぼみに想いを馳せる

2013年05月04日 ( 土 )


つぼみが、ほんのり桃色がかってきたかしら?と思えたのですが・・・・
なんのなんの、まだまだ「咲いてあげないよォ~」と言わんばかりの桜。
冷たい風のなか、身じろぎもせず、
集まった大勢の人々に
媚びることもなく、
堂々と
誇らしげに
つぼみを突き出している桜。

「咲く時がきたらネ、咲きたくなったら、咲かないでいわれたって、咲くんだよォ~待っていなさいな」と訴えているようです。

これって、まるで、子どもとおんなじ。

~這えば立て、立てば歩めの親心~のことわざが、あるけれど、
こんな親心も知らずに、子どもは、堂々と自分らしく今を生きている。
生きていることを楽しんでいる。

ほんのり桃色のくちびるに
笑みを添えて、
媚びることもなく、
堂々と
誇らしげに
大人たちに語りかけてくる子ども。

「ぼくをみててネ。わたしをみててネ」と
言葉にならないまなざしで語りかけてくる。

春の宵、子どもも大人も、童の時を想い、共に謡う、童謡の懐かしくやさしい旋律。

つぼみの未来に想いを馳せる、つぼみだらけの「お花見」もなんだか素敵でした。

桜に、大切なことを教えられた春の宵でした。

             ー音楽の扉を開けてー

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