2014年02月03日 ( 月 )
「おにはそと ふくはうちって豆投げるんだよ」
「豆は投げるんじゃないよ。まくんだよ!」
“節分と言ったら豆まきだ”と、子どもたちは私が言うより先に、次々と豆まきについての豆知識を教えてくれました。
なんと、紙の升って「福の神が入ってきますように」って、“紙”と“神”をかけた意味もあるそうです。
子どもたちは、自分で作った豆入れを手に「これさえあれば鬼なんかこわくない!」と言わんばかりの元気な声で、歌を歌ってくれました。
すると、その楽しそうな声に誘われて赤鬼と青鬼があいの保育園に現れたのです!!一瞬で表情を変えた子どもたちは、豆を持った手よりも逃げる足の方が先に出ていたのでした。
こりすさんは、鬼に見つからないように先生の後ろに隠れたり、「いやだー!」とお部屋に一目散に駆け出す子が多くいました。
こじかさんは、鬼の背中に一生懸命に豆を投げていましたが、鬼が振り向いた途端に顔を引きつらせながら逃げて行った子もいました。
こぐまさんの中には、鬼に捕まりそうになりながらも懸命に豆を投げ続ける子もいましたよ。頼もしかったです。
鬼を無事に追い払った後は、パワーがいっぱい詰まった豆を自分で割って食べました。そのお味は、「おいし~い!」だけでなく、「ちょっと苦い」「いい匂い」と様々だったようです。
ランチにも豆が盛りだくさんでした。みんな、栄養たっぷりの豆を食べて、お腹にいる鬼もやっつけたのかな。
まだまだ寒い日々が続きますが、暦の上では明日から春。今日は私も、無病息災、健康を願ってお家で豆まきしてみようかな。