2014年06月23日 ( 月 )
雨の日のお出かけです。
楽しみにしていた園外保育の日は、朝から雨が降り続いていました。子どもたちは、長靴を持って意気揚々と登園してきました。
大型バスに乗り込んで、いざ!出発。目指すは浅虫水族館です。賑やかな歌声を響かせながら、一人ひとりの思いを乗せてバスは走ります。トンネルを抜け,目の前に広がる海に子どもたちのテンションは一層高まります。
水族館へ到着です。水族館では時間がゆっくりと流れているようでした。子どもたちは薄暗い照明に少し緊張したりもしましたが、目の前を悠々と泳ぐ魚たちに、しばし足を止め真剣な表情で見入ったりもしていました。キラキラ輝くその瞳には、水の中や魚たちがどのように映っていたのでしょうか?
いよいよイルカショーのはじまりです。子どもたちは、水中から勢いよく飛び出すイルカたちに圧倒的な存在感と偉大さを感じていたようです。勢いのある水しぶきと、力強く尾びれが水にあたる音に驚いて泣きだしてしまうあいちゃんや、その迫力に思わず身を乗り出し「うわ～!」と歓声をあげるそまやいおりくんの姿がありました。どの子もどの子も心が動く体験となったようです。期待もあり緊張もありワクワク、ビクビクしましたが、帰りのバスを待つひと時にはイキイキと自信に満ち溢れた表情を見せてくれました。
帰りのバスの中、「水は何色だった～?」という問いかけに、みうちゃんが「みどり～!」そして「イルカは何色?」「くろ～!」と答えてくれました。また、「みんなどこに行ってきたっけ～?」という問いかけにみうちゃんは「合浦公園、今から行くの?」となんとも無邪気に聞いていましたよ。
子どもたちの心が解き放たれた雨の日のお出かけでした。