2014年12月27日 ( 土 )
本日、保育園は御用納めです。
子どもたちと、生活の場として愛着のある玄関や保育室などの大掃除を済ませ、お供えも飾り、手を合わせて一年を締めくくることが出来たことに感謝しています。
昨日は、皆の一年の無事を感謝し、来年の幸せを願って「お餅つき」を行いました。お仕事の都合をつけて、お手伝いのお父さん、お母さん、卒園児さんも駆けつけて下さいました。ありがとうございました。
あいの保育園では、杵と臼を使ってのお餅つきが恒例となっていますが、こうした文化はもしかしたら、どんどん失われているのかもしれません。
給食室から蒸しあがったもち米が臼に運ばれます。
粒々がつやつやとひかり、ほかほかと立ち上る湯気と共に、ほんわかと鼻をくすぐるもち米の香り…
「わぁ~…もち米の匂いがするぅ~」と、あちこちから子どもたちのつぶやきが聞こえました。
トントン…コネコネ…餅つきは、最初のこの作業が大事なのだそうです。
そして、ついに
「よいしょ~!!」 ぺったん!!
「よいしょ~!!」 ぺったん!!
力強く餅をつくお父さんの迫力に、皆の目は釘づけです。
「かっこい~」と感嘆の声が漏れます。
そんな憧れを抱きつつ、5歳児さんもお餅をつきました。
こうして4臼のおもちがつきあがりました。みんなの手間ひまと思いがこもったお餅は、お母さん方が手際よくお供え餅に丸め、子どもたちもお雑煮用のお餅をちぎり、花餅にもなりました。
「おいしいね!」とお雑煮を食べる皆の笑顔。
皆で体験したすべてが、おもちの味を更においしくしてくれていたのでしょう。
今年も一年 本当にありがとうございました。