2015年01月14日 ( 水 )
どんど焼きは、日本伝統行事の一つで、年神様が煙に乗って、天に昇っていくのを見送る日と言われています。
正月飾り一つひとつに意味があり、全てに於いて、私たちの行く末に期待を込めたものであります。縁起の良いものとして受け継がれてきたものがたくさんあります。
男の園長先生による始まりの儀で、清めの塩をふりました。「あまい塩です」と園長先生が言うと「え!?砂糖?」、「塩はしょっぱいでしょー」なんて言う子もいました。ふとした瞬間の言葉遊びに大笑いをしていたのでした。
ごーっという音と共に、炎が風を飲み込み、ますます燃え盛ることも多々ありました。心配そうな表情を浮かべながらも、自分たちが持ってきた正月飾り、これまでたくさん遊んだ製作物を見守っていました。
「煙、なかなか大きくならないね」とつぶやく子もいました。年神様が天に帰ることが出来たのか?と心配になっていたのでしょうね。どんど焼きの煙を受けたおもちやするめを食べて、今年の無病息災を祈ったのでした。
「どんど焼きはおいしかった!」
「煙は天国に行ったの!」などという子どもの感想もありました。吹雪の中のどんど焼きが多かったのですが、今年は久しぶりに、快晴の中でのどんど焼きとなりました。お天気も年神様を見送っていたのでしょうね!