2015年03月04日 ( 水 )
3月3日は桃の節句。
春の訪れを感じながら、ひな人形、桃の花を飾って、ひな祭り集会が行われました。
ひしもち、ひなあられ、白酒をおそなえして、女の子の幸せや、成長をお祝いしました。もちろん、男の子たちもお祝いしてくれました。
もともとひな祭りは、体にたまった悪いものを洗い流して、外からも悪いものが入ってこないようにお払いする日。紙で作ったひな人形を体にこすりつけたり、息を吹きかけたりして、身体の悪いものをうつして川に流していたそうです。この流しびなとその後の着せ替え人形で遊ぶ、ひいなあそびがくっついてひな祭りになったそうです。集会の中で子どもたちは、昔から伝わるお話や、行事の由来に耳を傾けていました。
そして、集会にはなるせ先生が登場。
「ひなまつり」の歌と「題名の知らないひな祭りの歌」の二曲をアカペラで歌って下さいました。
♪ くらい 小さな 箱の中
一年中 おとなしく 春くるまで ねんねして
さみしい化粧 おひなさま
小さな箱に一年中しまわれているひな人形。
「ずーっと箱の中にしまわれているからひな人形のお顔は、真っ白なんだね」
なるせ先生がお話の後、その題名の知らない、ひな人形を箱にしまう際に歌われるという歌を、歌ったその瞬間、会場は静まり返り、子どもたちはなるせ先生の歌声を、心に響かせ、心で聴いていたようでした。歌が終わると、自然と湧きあがる拍手に私たちスタッフも感激しました。
嬉しくも、微笑ましい姿がたくさん見られました。