2015年09月25日 ( 金 )
日本人は昔から月と共に暮らし、月を愛でてきました。
満ち欠けを繰り返す月は、暦となり、闇夜を照らし、潮の満ち引きを誘い、不思議な力が宿っているとされてきました。
さて、今年の十五夜は、9月27日(日)です。
保育園では今日、一足早く「お月見集会」と「お誕生会」を行いました。
お月さまの満ち欠け、月のうさぎのお話、お供え物のお話を聞き、寸劇が始まりました。
十五夜が近いので、寸劇の演目を江戸小話の中から「十五夜の月は」としました。これは、和尚さんと小僧さんが出てくる笑い話です。なんと演目の「枕」として、『笑福亭おむらいす』さん⁈も登場しました。
はたして子どもたちは、とんち話を理解できるのかな?と、いう思いもありましたが、身を乗り出すようにして見ていて、何とも真剣な表情でした。そして、笑いのツボ(?)ではタイミングよく笑ってくれていました。
お月さまへススキや果物、お団子などをお供えし、収穫を祈る十五夜ですが、今年は日曜日ですね。どうやらお天気もよさそうです。きれいなお月さまが見えるといいですね。
*ちなみに…実は満月になるのは翌28日の11時52分なのだとか。そして、なんと月がより大きく見えるスーパームーン(今年最大、海外では皆既月食も)です!月のパワーがたくさん降り注ぎそうですね。
名月や 顔もほころぶ 孫の声