2017年01月07日 ( 土 )
お正月早々、こりすさんに獅子頭がやってきました。「頭をあむって噛んでもらうと元気になるんだよ~!」という声に、泣くのを忘れ?しばし固まりながらそっと頭を噛んでもらう1歳児さん。泣き出して保育士の後ろへ隠れる0歳児さん…お獅子はそのままホールへと出かけます。ちょうどやってきたこぐまさんやこじかさんや2歳児さんの頭を次々と噛んでゆきました。
古くから伝わる文化には、たくさんの人の想いが込められています。
幸せを願う心、子どもたちの健やかな育ちを祈る心は、命のバトンと共に受け継がれていきます。
私も小さいころ、一度だけ実家のあった町内で獅子舞に会いました。おぼろげな記憶ではありますが、お約束通り頭を噛んでもらったように思います。
この頃では、正月飾りとして目にすることはあっても、大きな獅子頭に出会うことは少なくなってしまったのではないでしょうか。
獅子舞には邪気祓いや疫病退治の意味があり、人の頭を噛むことによって、その人についた邪気を食べてくれるのだそうです。
また、「獅子が噛みつくと、神が付く」という縁起かつぎの語呂合わせでもあるのだとか。
命を繋ぎ、人の想いを受け継ぎ 健やかな成長を祈ります。