音楽の扉

2017年06月19日 ( 月 )


ギュッギュッギュッ
チャプチャプチャプ
ピチピチチャプチャプ
音楽の扉を開けると、「オノマトペ」の世界が広がっていました。

あれ!?知っている曲なのに、なんだか違う曲みたい!
そう!子どもたちもお母さんたちも知っているあの曲を鳴瀬先生と吉崎先生がジャズバージョンにアレンジして聴かせてくれました。
🎶あめあめふれふれ母さんが
   蛇の目でおむかえ嬉しいな
     ぴちぴち ちゃぷちゃぷ らんらんらん🎶
なんと!「🎶あめふり」の曲の最後に吉崎先生が昔々の蛇の目傘を見せてくれました。
「🎶蛇の目でおむかえ🎶」の蛇の目ってこの傘のことなんだね!

今日も、子どもたちは、実際に楽器に触れてみました。
スネアードラムやシンバル、ハンドベルやマラカス、キラキラキラ~とまるでお星様が流れるような音を奏でるウィンドベルなど、本物の楽器に触れ、奏で、色々な楽器の音が重なり合うことを体験しました。
ある子は「せんせいとおともだち」のリズムに合わせて体を左右に揺らし、曲が終わると同時に自然と手をたたいて(拍手)いました。
また、ある子はスネアードラムのスティックを持つと自然と3拍子のリズムを打ちます。
リズムに合わせている子、楽器に触れている子など子どもたちを見ていると、音を聴きながら音の流れや強弱などを手拍子や楽器の叩き方で変化を付けているようです。音楽の持つ力に触れることでも子どもたちの感性が更に磨かれていくんだなぁと感じます。

「音楽の扉」では昔から歌い継がれている曲との出会いがあります。
今日は「🎶さんぽ 作詞*勝承夫 作曲*多梅稚」という曲との出会いがありました。
1.若草もえる 丘の道
    心もはずむ 身もはずむ
      小鳥のうたに さそわれて
        わたしもいつか うたいだす
鳴瀬先生が歌ってくださった「🎶さんぽ🎶」、「🎶カモメの水兵さん🎶」、「🎶小さな木の実🎶」は、昔の子どもたちが聴いた曲。昔の大人が子どもたちに歌っていた曲です。
初めて聴いた曲なのに、子どもたちは静かに聴き入っていました。
それは、言葉の美しさ、曲調の親しみやすさなのかもしれません。

来月1日の童謡の日を前に、改めて古き良き時代の童謡と出会える「音楽の扉」の時間は子どもたちにとっても私たち保育士にとっても大切にしたい時間です。

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