♪おには こっそり 逃げていく♪

2018年02月03日 ( 土 )


2月2日節分集会の日の朝、
「今日鬼やってくるかな」ドキドキしながら園の玄関をくぐる子がいました。
「鬼が来たら、こうやって」とシミュレーションをしている子もいました。
「鬼が来ても大丈夫!」と意気込む子もいました。
「鬼が来たらさ、女の子泣いちゃうんじゃない?」と友だちを気に掛ける子もいました。
登園すると、自分たちのお手製の升の中には豆が!
いつ鬼が来ても大丈夫!子どもたちの心の準備は万端です!

2月3日は節分です。
節分は、五節句の中の一つ。季節の節目として、昔から福に満ちた1年になるよう願いを込めて豆まき(邪気払い)をしてきました。

穀物は古来から日本人の主食であり、豆は生命力や英気を養う食べ物です。そのため悪いことを退けると信じられてきました。また、「豆」を、「魔目(まめ)」(魔物の目)に投げて、「魔(ま)を、滅(め)しよう!」から始まったとも言います。

節分集会では、自分たちが作った鬼のお面や升の作り方や工夫したところなどを恥ずかしそうに、でも誇らしげに教えてくれました。なぜ豆をまくのか?鬼ってなんだろう?由来や文化にも触れる時間となりました。

集会中は、子どもたちの予想通りといいましょうか、保育園にも鬼がやってきたのです!泣きながら逃げたり、泣きながらも豆を投げるたり、果敢に鬼に挑んだり、お部屋の隅に隠れたり…様々です。そして、ついに鬼は逃げていきました。みんなで豆まきをして、保育園にやってきた鬼のみならず、自分の心にいる鬼も逃げて行ったことでしょう。福を呼び込んだからか、豆まき後の子どもたちは、どこか晴れ晴れとした表情でした。

「おには~そと」
「ふくは~うち」

なぜ、鬼のパンツが虎模様なのか知っていますか?
鬼の鬼門が「丑」と「寅」にあたるので、鬼の角は牛を、トラ柄のフンドシやパンツは寅を表しているそうですよ!

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