「ひっこぬくぞ ひっこぬくぞ♪」
雨上がり、子どもたちは大根抜きのうたをうたいながら畑へ向かいます。
「大根の葉っぱっておおきいね~」
「どのくらい大きいんだろう?」
大根の色や葉をよく見ています。
大きさや形は、掘ってみないと分かりません。
茎の根元をギュッとつかむと、全身を使って思いっきり引き抜きます。
腕の力の強さだけでなく、足腰の裏の力…踏ん張りも必要です。
「抜けた!」の声と同時に尻もちをつく子も…。
「なんか足みたいな形」
「長いしっぽが付いてるね」「ネズミのしっぽみたい!」
力いっぱい抜いた大根の形を色んな物や生き物に見立て言葉にしていました。
こちらは大根が抜けた穴。
「ここ、モグラがいるのかも」
春、夏と穴掘りをしてきた子どもたちは穴の大きさや深さも見ていました。
抜けた大根に対して、穴は意外と小さい…という発見もありました。
実が詰まった丸い大根は、「弟や妹よりちょっと小さい」くらいと重さを例える子もいて…横抱きをして持ち帰ってきました。まるで赤ちゃんを抱っこしているかのようですね。
大根はどんな料理に変身するのでしょうか?
子どもたちが抜いた大根と、お土産話をお楽しみに。