12月24日、クリスマス・イヴ。
玄関では厳かな曲調のクリスマスソングが流れています。
子どもたちの中には、いつもと違った雰囲気を感じ取り、ゆっくりと足を進めている子もいました。
クリスマスによせて~第一部:おうたの時間~
みんなのにぎやかな声に応えるように、聞こえてきたのはエレクトーンの音色です。
子どもたちは曲に合わせて、手拍子、ダンスでうきうきしている心持ちを表現しているようでした。
《本日のプログラム》
・もろびとこぞりて
・ラデツキー行進曲~ジングルベルmix verion~
・あわてんぼうのサンタクロース
・ジングルベル
・サンタが街にやってくる
・冬の歌 (ブルガリア曲 中山知子・詞 フリストネジャルコフ・曲)
・赤鼻のトナカイ
クリスマスによせて~第二部:お話の時間~
5歳児さんは、子民家でのお話の時間を過ごしました。
クリスマスってどんな日?
「クリスマスの神様が生まれた日」
「みんなにありがとうって想う日」
「サンタさんがみんなのところに来てね…」
今も昔も語り継がれているサンタクロース。実は、今から1,700年程前、トルコにキリスト教を広めているセント・ニコラウスという人がいました。ニコラウスは貧しい人にそっと贈り物をしていました。その話が人々に伝わり、子どもたちに贈り物をしてくれるサンタクロースのお話になったと言われています。ニコラウスは贈り物と共に、人を思いやるあたたかな気持ちを届けていたのでしょう。そしてニコラウスも他のために生きる喜びや幸せを感じたことでしょう。
あたたかな気持ちって?
子どもたちと「ふくびき」(くすのきしげのり:作 狩野富貴子:絵)の絵本を見ました。
大好きなお母ちゃんの為にプレゼントをしようとするお姉ちゃんと弟。
お母ちゃんのことを想う、やさしい弟。
正直であろうとしたお姉ちゃん。
そんなふたりの為に、福引の補助券を出し合う、親切な周りの人々。
お母ちゃんは、子どもたちに「やさしい心」や「正直な心」、「思いやりの心」が育っていることを
最高のクリスマス・プレゼントとして受け取っていました。
人と人とが近づくことを制限しなければいけないコロナ禍の中でも
この世の中にあるぬくもりや幸せが子どもたちのもとへ届きますように…。
そして、子どもたちのおたのしみがもう1つ…クリスマス・ランチ!
5歳児さんが手際よくテーブルセッティングし、配膳し…準備をしてくれました。
テーブルの上にはあたたかなキャンドルの火が灯ります。
そして、クリスマスムードは夕方のキャンドルTimeへと続きます…