「今日は特別な日!」という元気な声と共に、冒険が始まりました。
「くまがいるのかな・・・」「暗いからなんだか怖い感じがする・・・」
「りすに会えたらいいな」「いろんな木を見つけよう!」
と、少しドキドキしながらも、胸を弾ませながら歩みを進めます。
「ラッパみたいな葉っぱ!ぷっぷくぷー!」
「見て!ねじねじの木があるよ!」
「葉っぱが浮いてる!もしかして魔法じゃない?」
「くまの足跡がある!くまが木を倒したんだ!」
「葉っぱで空がない!」
自然の中からたくさんの「いいもの」を発見することを楽しむ子どもたち。
自分が感じたものの面白さや不思議さは、「みてみて!」とお友だちにも伝えたくなります。
楽しいだけの冒険ではなく、悔しさ、悲しさ、怖さを感じることもありました。
それでも、近くにはあたたかな手を差し伸べてくれる仲間がいます。
「仲間の声が聞こえているうちに行かないと、はぐれちゃう!」
仲間の元へ、再び歩きはじめます。
途中で出会った分かれ道。
3歳児さんと4.5歳児さんは別々のルートを選びました。
歩いても歩いても、さっきまで一緒に歩いてた4歳児さんと5歳児さんが見当たらず、「4歳児さんと5歳児さんが迷子になっちゃった!」と心配していた3歳児さん。
「ぴよぴよぴよ!」と、3歳児さんがどこにいるのかを鳥に聞いてみることにした4歳児さんと5歳児さん。
「あっ!いたよ!おーい!」と感動の再開を喜びました。
まだまだ動く足を思いきり動かして最後の坂道を走り切り・・・
さあ、お待ちかねのお弁当!
風にシートをなびかせながら、「魔法のじゅうたんだ!」「いったんもめんみたい!」
ご飯を食べている時も、発見が止まりません。
ご飯を食べた後もまだまだ遊ぶ!
帰りのタクシーの中では、「りすさんに会いたかったけど、雨宿りしていたからいなかったのかな」
「大きな足跡があったから、クマがいたんじゃない?」
と推測しながら、お友だちと一緒に思い出を振り返っていたのでした。
保育園に戻ってきてからは、あたたかいカルピスで身体も心もポカポカ。
子どもたちにもぜひお話をきいてみてください♪