地域の方から40㎝弱の鯛をいただきました。
お魚を捌くってどういうこと?
普段子どもたちが食べているお魚はどのように調理されているのでしょう?
せっかくの機会。
子どもたちと一緒にクッキングを行なうことにしました。
0、1、2歳児の子どもたちもお部屋から見ています。
お魚にも目があり、口がある。
なんと歯もある!
「目にアイシャドーを塗っているのがメス」と聞くと子どもたちは驚いていました。
「口の中に歯が生えているんだけれど、何食べると思う?」という問いに
「小さい魚!」と答える子もいました。
「そう、いわしとかカニとか食べるんだよ」という返答に
「え!いわし?」と周りの子と目を合わせ「いわしのひらきが潮吹いてパッ。そ~れ、ズンズンチャチャズンズンチャチャ♪」と手遊びが始まりました。
聞いたことある!知っている!と自分たちの知識とリンクしたようです。
本日のメニューは
鯛めし
鯛のあら汁
鯛の出汁を飲んでみることに。
匂いは?
味は?
舌ざわりは?
なんでお魚のひれまで入れているの?と驚くことばかりです。
「魚の匂いがする」
お味のほどは――?
「おいしい!」
「甘い!」
ちょっぴり苦手だという子もいましたが、新たな味に出会ったことでしょう。
3歳児はお米を研ぎ、研ぎ汁を秘蔵の畑にまいたのでした。
お魚にもたくさん種類があり、鯛にもいろんな仲間がいる。
この日の鯛はどれだったのでしょうか。
新たに出会うことで、見る目、視点が変化していきます。
本物に触れ、見て、考え、知る時間となりました。
お買い物に行ったときに「あ!この魚は!」なんて声が聞こえるかもしれませんね。