おおはくちょうに会いに行こう

3.4歳児が手を繋ぎ、白鳥探しの旅へ出発!

「3歳児さんを守らなきゃ!」
場所が変わっても、僕たちは道路側に移動する。だって、3歳児さんを守りたいから!


発見がいっぱいの道中。
「これ何?かわいいね~」
「あいの保育園より雪山が大きいね!こっちの方が寒いからかな」
「天井に数字がある!誰かが頑張って登って、学校にしたのかな」

いよいよ白鳥と対面!・・・と思いきや、白鳥がいません。
「先生、何か黒いのいた…でもお魚⁈」
「どうしていないんだろう」「恥ずかしいのかな」
「寒いところにもう帰っちゃったのかな」
「ご飯をあげれば、匂いでこっちに来るかな」
「白鳥さ~ん!どこにいるの~!」
子どもたちは、期待に胸を膨らませながら、今か今かと、白鳥の登場を待ち望んでいました。

白鳥は違う場所で遊んでいるかもしれないので、僕たちもまずは遊んじゃおう。
「かくれんぼやろう!」
「もーいいーかい!」「まーだだよ!」
「次は、だるまさんが転んだやりたい」「動いたの見ちゃった~」
澄んだ空気が、子どもたちの賑やかな声で彩られます。


しばらく、遊んでいると・・・白鳥だ!!!!!
待ちわびていた白鳥の登場に、大興奮で遊んでいた子どもたちも大急ぎで集まってきました。
「僕たちの声が聞こえたんだね」
「ありがとう~、神様~」
「パン、美味しいかな」「ぱくって食べた!」
「この二人(二羽)は家族かな」「かっこいいし、かわいいね」

白鳥と遊んでいると、カモも遊びに来てくれました。
「こんな、こんないっぱいになったね」「かわいい~」「なんか、黒い鳥もいるね」

「白鳥さ~ん!会いに来てくれて本当にありがとう!」
「きっと、神様が連れてきてくれたんだよ」
「神様~!ありがとう!」
「あ、白鳥さんおしりを振ってる。みんなにバイバイしているのかな」
白鳥にも、空から見ていてくれた神様にも、白鳥に会いたいという私たちの想いが届いたのかもしれません。

お別れは寂しいけれど、またきっと会えるはず。
「また来てね~|白鳥さ~ん!」


「先生、楽しかった~!」と思わず笑顔がこぼれていました。
誰一人、「疲れた~」なんて言葉は聞かれません。
歩いて帰るのもへっちゃら。走る元気だってあります。
だって僕たち大きくなったんだもん♪

姉妹園

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“生かせ いのち”

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