2月2日、節分集会が行われました。
クリスマス、お正月が過ぎたころから、「雪が降ると鬼が来るんだよね」、「鬼、怖いんだよな~」など、子どもたちの口からはこの日が近付くにつれ、鬼の話題がたくさん聞かれるようになりました。
まずは「こすれ こすれ」のふれあい遊びで体を温めてから、集会スタート。
「節分ってなあに?」、「どうして豆まきはするの?」など、節分についてのお話をしました。
鬼は邪気や厄の象徴とされ、形の見えない災害や、病、飢餓など、人間の想像力を超えた恐ろしい出来事は鬼の仕業と考えられてきました。
鬼を追い払う豆は、五穀の中でも穀霊宿るといわれる大豆です。豆が「魔滅」、豆を煎ることで「魔の目を射る」ことに通じるため、煎った大豆を使い、これを福豆といいます。
今日は実際に「福豆」を作ってみようということで、子どもたちの前で豆を煎り、「ポップコーンのにおいみたい」、「お餅を焼いたにおいに似てる」香ばしい匂いの中、集会を行いました。
鬼はどこにでも潜んでいて、家の中や保育園だけではなく、みんなの心の中にも潜んでいる。
そこで集会では、先生たちの心の中にいる鬼たちを紹介してもらいました。
「めんどくさがり鬼」、「忘れんぼう鬼」、「無くしちゃう鬼」、「弱虫鬼」、「食いしん坊鬼」、先生たちもこの鬼たちに今日は出ていってもらおうと思っているんだよ!とお話してくれました。
みんなの作った枡の紹介をして、ダンスタイム。
そして、豆まき。
子どもたちも自分の心の鬼と向き合い、豆まきをしましたよ。
豆まきのあとはランチタイム。
「この鬼さん、なんだかかわいい顔してるね」、「私の心の鬼は地球を汚す鬼なんだ」、「私は泣き虫鬼」など、美味しいランチをいただきながら、自分の心の鬼の話でも盛り上がっていたのですよ。
心の中の鬼・・・、みんなはどんな鬼を退治したのかな?
ぜひ、お家で聞いてみてくださいね。