令和5年度、最終日を迎えました。
卒園した子どもたちは保育園を旅立ち、新たな未来へ向かいます。
玄関での最後のお見送りでは、未来への期待や、これで保育園最後だと感じとった不安や寂しさなど感情が入り混じった表情を浮かべていました。
しかし、子どもたちは前を見据えています。
様々な感情を抱きながら、一歩一歩前へ進んでいきます。
むしろ大人の方が後ろ髪をひかれるようなこの季節。
子どもたちは、「またね!」「行ってきます!」と玄関を後にしていました。
今日まで一人ひとりかけがえのない子どもたちの育ちを共に支え、見守り、喜び合えたこと感謝申し上げます。
保護者の皆さまのご理解とご協力により、子どもたちと日常や行事を通して、学び合うことができました。
仲間たちとたくさん遊び、笑い、それぞれの想いがぶつかり涙を流すことも何度もありました。
しかし、その経験をしたからこそ、子どもたちは、人の気持ちに想いを馳せたり心をかけられるあたたかさが育まれてきたのでしょう。
これから先、子どもたちを取り巻く世界がより広がり、今よりもたくさんの人、物、価値観や考え方に出会っていくと思いますが、
子どもたちが自分らしく歩んでいけますように、心より願っております。
いよいよ新年度が始まります。
ひとつ大きくなった子どもたちのこれからの未来もまた楽しみです。
今後ともよろしくお願いいたします。
感謝の気持ちをこめて。