朝、登園してきた子どもたちが気付けば続々とエプロンと三角巾を身につけてお部屋に入ってきました。
なんだかこの姿見覚えがあるような?デジャブ?
そうだ!4月1日、新年度がスタートして、3歳児クラスに進級した日です!
新しいアイテムが嬉しくて嬉しくて、次々リュックから出していたあの姿です。
楽しみで仕方がない。早くやろう!そんな気持ちが伝わってきました。
お待ちかね、おにぎり作り開始です。
まずはお米を炊きましょう。どんな匂いかな?感触は?
おいしくな〜れの魔法をかけて、スイッチオン!
炊き上がったご飯。
熱さ、柔らかさ、匂い、全てにおいて、さっきと違います。
優しく握って。
ときに味見をして。
出来上がったおにぎり持って、こじか公園へ出発です。
シートを敷いて、早く食べよう!ワクワク。
「いっただきまーす」
さぁここからどうしよう!食べ終わったあとは、シートのお片付け。これがなかなか難しいのです。
一人で難しいときは、保育士や友だちと。
大きさや形を見ながらリュックに入れる。何度も試行錯誤をしながら、取り組んでいました。
片付けたあとは、みんなでバスに乗って、夢の中へ出発です。
片付けるということは、元に戻すこと。子どもたちにとって容易なことではありません。
今年の3歳児のテーマは「冷静と情熱のあいだ」です。今回、ちょっぴり難しくて挫けそうになることもありました。それでも子どもたちの「やってみたい!」という情熱と「うまくいかないときは、少し手助けをしてもらう関わり」という冷静のあいだで、もう一度やってみようとする気持ちが沸き起こり、自分でしてみようとする気持ちが溢れていました。