「集会所には何を持っていこうか?」
「グループだからカラーコーン!」
「ご飯も食べるからバケツ!」
「お布団も必要だよね!」
この日のために、持ち物のミーティングもばっちり。
さあ、集会所へ行こう!
「お布団思ったよりも軽い!」「こんなの楽勝!すぐ着くし!」
自信たっぷり!と思いきや…
想像よりも高い壁(これぞ発酵チャンス)がやってきました。
「重い!」「痛い!」「暑い!」「疲れた!」
暑さと重さとから溢れ出てきた言葉と一緒に、「いいこと考えた!」「持ってあげようか?」「肩にかければいいんだよ!」という仲間の声も聞こえてきました。
心の中から溢れ出る気持ちに対し、一人ひとりが「勇気」「やる気」「根気」を武器に向き合おうとします。
きっと、「もうやめたい…でも集会所に行きたい」と心の中で自分自身とたくさんの会話をしていたことでしょう。
そこに「仲間」という存在が加わり、投げ出したくなる気持ちは「やり抜く力」へと変化し始めました。
無事に集会所にたどり着いた子どもたち。
「ついたあ」「やった」という声からは、単純な嬉しさや喜びだけではなく、集会所に無事にたどり着いた安心感や達成感、確かな自信とつながった様子が見え隠れしていたように感じます。
この先も、一体どんな発酵チャンスが待っているのでしょうか。