ゆきやこんこ

大寒波のお正月から約1週間。
保育園の周りがすっかり雪深くなりました。

近所の空き地を散歩してみると、誰も踏み込んでいない雪原を発見しました!
まるで、童謡「雪」の歌詞のような景色です。
「ここは春にタンポポとったところだよね!」
子どもたちは春にタンポポ摘みをしたときのことを話していました。


皆で連なって踏み込んで。
振り返ってみると…「道ができてる!」

たくさん歩いた後に寝転がってみました。
「雪を見た後に空見てると不思議な感じするね~」「なんか色が変わってる」

合宿の時みたいに、このまま寝たら…
「あっ、雪の枕はどう?」


「そのまま寝たら寒いから、この山から降りようよ」
「なんか眺望山みたい」
この一言から“冬の合宿ごっこ”が始まりました。
もし、また合宿が出来たら…


山を降りよう!


みんなの身長ほどある雪山ですが、さすがは雪国の子どもたち。
高さも冷たさも何のその、難なく降りてきます。


もちろん、思親の里でも高い雪山にまた登ります!
雪山を登るにはバランス感覚も、度胸や根気強さも必要です。
そして、滑る、滑る、滑る!



山を登った後はふもとのかまくらへ行くそうです。
入ってみると、


「ここでおにぎりを食べたらおいしいかな…」
「またピザも食べたいな」
「寝られるようにかまくら作らないと」
「…また合宿したいなあ」…と会話は続きます。
合宿での経験が、子どもたち同士の会話からよみがえってくるようでした。


イメージを膨らませながら、雪遊びの中で作りたいもの、やりたいことをたくさん発見していたこぐまさんです。
寒さも吹き飛ぶような、心も身体もわくわくほかほか、温まるひとときでした。
青森の雪遊びはまだまだ続きます。

❆❆❆

雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ。
降つては降つては ずんずん積つもる。
山も野原も 綿帽子(わたぼうし)かぶり、
枯木(かれき)残らず 花が咲く。
‐童謡「雪」/作詞・作曲者不明

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