3月も残り10日となりました。
今日は進級式。新しい年度の始まりを迎える前に、一つ大きくなる子どもたちに新しいクラスと友だち、先生の名前が発表されました。
ワクワクするような顔。
大きい5歳児さんを見て、「こんな風になりたい」と憧れを持って進む姿。
楽しみだけど、少し緊張も入り混じったような…
でも、そんな時は支え合える友だちもいます。
0~4歳児の後は、先日卒園式を終えた5歳児。
自分たちが通う小学校、そして新たに5歳児になる4歳児へメッセージを伝えました。
「ウサギの世話をよろしくね」
「もうすぐみんなが5歳児になるから、保育園のことを守ってね」
5歳児の言葉は、今まで保育園を守ってきたからこその重みと、一緒に過ごしてきた4歳児への信頼感が込められているようでした。
こうしてみんなの園を守る想いは、新たな5歳児へと継がれていきます。
進級式の最後に、卒園式でも上映された卒園スライドを見ました。
「このとき、~したよね!」
「わたし、泣いたんだよな~。こんなことがあってさ…」
「この写真、何歳児の時の?」
子どもたちは、何万枚もの中から選ばれた写真を眺めながら、感情を伝え合い、その時の事を思い返していました。
そのとき嬉しかったことも、言葉にならなかった感情も、心の中には確かに残っています。
ひとつ大きくなる。背が伸びたり、歯が抜けたり…目に見える成長がたくさんあった一年。
でも、子どもたちはたくさん遊んで、友だちとぶつかったり一緒に考えたりしながら心も大きくなりました。
ひとつ大きくなったみんなに、「おめでとう」