こぐま組の子どもたちは春から何度か火をおこしては、茹でたり、焼いたり…を体験してきました。
合宿では自分たちの夕食に棒パンを焼いたことも記憶に、そして自信として残っています。
先週末、久しぶりに思親の里で真悟先生から、焚火の薪は小さな枝で火をつけ始めること、立てかけるようにして空気の通り道を作ること等の指南を受け、また「火おこし隊」の心に火が付きました。
そんな時、たくさんの栗をいただき、今日はかまどを作って大鍋で茹で栗作りです。昼前からは雨の予報もあり、朝から火おこし準備開始。
道路を渡るとき、お鍋で手を離せない仲間の為に手をあげる係を買って出たりとチームワークばっちり。
レンガを運んで大鍋に合わせて積み上げます。乗せてみると、少しガタガタ…
「こっちが少し高いからじゃない?」などとみんなで意見を出し合い、調節してかまど完成。
そして、初めての「マッチで着火!」(5歳児有志はマッチでの着火体験しました。)
5歳児はかまど作り、鍋運び、薪集め、4歳児は庭の栗集めと3歳児と思親の里の刈草集めとみんなで仕事を手分けし分担。
4歳児が拾ってきた栗も鍋の中に投入します。
焚火のかまどの火力は思いのほか強く、おいしい茹でたての栗をみんなで早速いただきました。
茹でたてほかほかの栗を頬張ると、
「うわ~ほっこりだね」、「甘くて美味しいよ」、「もう一個食べたいな!」
こりすさん、こじかさんにもおすそ分けしてみんなでいただきました。
スプーンで食べると食べやすいことを教えてもらい、実践している子もいました。
食べながら、火の番をしながら、
「今度は何作ろっか?」
棒パン、焼き芋、飯ごう飯チャレンジ…等、火おこし隊の活躍はまだまだ続きます。