本日12月24日はクリスマス・イヴですね。
保育園では、「クリスマスに寄せて」、音楽の扉とお話の時間が開かれました。
第一部:おうたの時間
おうたの時間は、子どもたちの入場に合わせてエレクトーンの音色から始まりました。
そして、先生たちからベルの演奏と歌のクリスマスプレゼントが。
♪ベル演奏『もろびとこぞりて』
♪歌『荒野の果てに』
その後は、皆が大好きなおなじみのクリスマスソングを楽しみ、大いに盛り上がりました。
子どもたちは様々な楽器を手に取り、音を奏で、手拍子を打ち、身体を揺らせてダンスをし、
クリスマスを迎えてウキウキ、ワクワクしている気持ちを表現しているかのようでしたよ。
【本日のプログラム】
1.あわてんぼうのサンタクロース
2.冬の歌(ブルガリア民謡)
3.ジングルベル
4.サンタが街にやってくる
5.赤鼻のトナカイ
6.見えないおくりもの(新沢としひこ作詞・中川ひろたか作曲)
第二部:お話の時間
おうたの時間の後は、5歳児さんは子民家へ行き、ゆったりとした穏やかな雰囲気の中、「クリスマスの本当の意味」を考える時間を過ごしました。
クリスマスの由来は諸説ありますが、もともとは冬至が終わり、少しずつ陽の出る時間が長くなっていくことをお祝いする日であったそうです。
そして、キリスト教では、イエス・キリストが生まれたことをお祝いする日でもあります。
イエス・キリストは、教えとして「汝の隣人を愛せよ」という言葉を残したと言われています。
「自分の近くにいる人、大好きな人だけじゃなく、様々な考えを持った人を、これから出逢うたくさんの人々を愛しましょう」
…自分と違う考えを持つ人も、自分と同じ考えを持つ人も、世の中にはたくさんの人々がいて、共に生きている。様々な考えや思想、信じるモノがある人々が暮らすこの広い世界の中で、自分とは違う誰かのために、想いを馳せ、思い遣る温かな気持ちを忘れずに過ごしていこう、という意味があるそうです。
この言葉が、今、私たちが大切にしたいと考えている、「多様性を認め合いながら共に過ごしていく」という想いに似ているところがあると思い、紹介させて頂きました。
いつの間にかクリスマスは、プレゼントをもらう、ごちそうを食べる、楽しい日というイメージだけが強く主張されるようになりましたが、このように、多様性や平和や、愛について考える日だということを、忘れずに過ごしていきたいな、と思います。
さあ、お昼は子どもたちおたのしみのランチです!
今年はトナカイ・カレー。キャンドルの温かな光が灯る中、「美味しいー!」と子どもたちの笑顔がこぼれていましたよ。
そして、夕方からは玄関先にてキャンドナイトが始まっています。
キャンドルの光に包まれて、ご家族で温かな時間をお過ごしくださいね。