今回のscholaは【絵本】をテーマに進めていきました。
いつも子どもたちに絵本を読んでいるお母さん方に、
今回のscholaでは、絵本を読んでもらう体験を味わっていただきました。
絵本はめくる喜び、めくり返す喜び
そしてなによりも、お母さん、お父さんの温もり溢れるお膝の上で
やさしい声を読んでもらう嬉しいひと時です。
「絵本」それは愛の体験です。
子どもたちとの、絵本のひと時をこれからも味わっていただけたら幸いです。
絵本のscholaを通して、多くのお母さん方より感想をいただきました。
ここで、ご紹介したいと思います。
◆A君のお母様より
すごく久しぶりにしっかり絵本を見た気がします。初めて見るものや懐かしく感じる作品もあり、すごく楽しませてもらうました。
私自身、幼少期に絵本が大好きで保育園の先生や母にたくさん読んでもらった記憶があります。息子もそうなってくれたらいいなと絵本を読む習慣をつけたいなと思いつつ、なかなか難しいのが実現です。
私としては、「膝の上に座り静かに話しを聞く」というのが思い描く読み聞かせだったのですが、実際はページを行ったり来たり、ストーリーはそっちのけ、絵本が苦手なのかな?と思っていました。ですが、今日の園長先生の話を聞き、そういう絵本の楽しみ方もあると知ることができました。
◆Bちゃんのお母様より
知っている本から初めて見る絵本まで、本当にたくさんの絵本を紹介していただき、ありがとうございます。どの先生もとってもていねいに、気持ちのこもった読み聞かせをしていただいて、子どもたちはこんな風に絵本を読んでもらっているんだ!なんて贅沢!!と思ってしまいました。
3兄妹の中でBは1番絵本が好きです。毎日いろんな本を持て来て「これ読んで」と隣に座ります。今回のscholaで紹介してもらったような長めのお話のほんはまだあまりしっかり聞くという感じではなく、よんでいてそのページのお話が途中でも次のページや、目的のページまでどんどんめくっていてしまって、え~?と思うこともあったのですが、園長先生が「動画と違い、絵本の良い所は、自分が好きなように戻ったり好きなページを見れるところ」と言っていたのを聞き、なるほどなぁ…と思いました。小さいころから読んでいる短めの本は、もう内容や文を覚えて、時々家族に読み聞かせてくれます。自分が小さいころに好きだった絵本を、今、自分の子どもたちに「これお母さん好きだった本なんだよ~!」とはなしているように、子どもたちも大人になった時に「この本好きだったな」お思えるようにたくさん出会って欲しいなと思います。
◆C君のお母様より
Scholaに初参加しましたが、大変良い企画でした。買って読んであげたい本が何冊もありました。
まず、絵本の種類の幅広さに驚きました。「しょうぼうじどうしゃ じぷた」のような子どもが大好きそうな消防車が主人公のものから、アフリカのサバンナを舞台にした「ヤク―バとライオン」(この絵本は絵にもおどろきました!絵本=かわいらしくデフォルメされた絵というイメージがあったので…)や、「光の旅 かげの旅」のような目の錯覚を利用したものまでアプローチがすべて違って毎回こうきたか!とおどろきがありました。
また、読み手の先生方の読み方も、可愛らしくリズミカルに読まれる先生や、しっかりと聞かせて下さる先生など、みなさんそれぞれ少し違って、とても勉強になりました。本当に大人相手に読むのは緊張されたと思いますが、とても楽しく聞かせていただきました。
ありがとうございました。
まだまだ絵本はこれからという月齢のためまだ内容よりも絵や言葉のリズムで絵本を選んでしまいますが、少しずつ今回ご紹介いただいたような心のせい著や刺激になる絵本も取り入れていければと思いました。
その他、たくさんのお母さん方より感想をいただきました。
ありがとうございました。
絵本は、子どもだけのものではなく、
大人も味わえる1冊です。
子どもたちにとって、お母さん方にとっても
お気に入りの一冊に出会えるといいですよね。
お母さん方の学校、別名「schola」。
~子どもについて考える 子どものように考える~
今年度scholarは、
Ⅰ:探索活動について
Ⅱ:わがままと自己主張
Ⅲ:愛着について
Ⅳ:絵本について
4つのテーマで行いました。
次年度も、お母さん方と共に
子どもたちについて考えるひと時を設けていきたいと思います。
よろしくお願いします。