2月3日、節分です。青森は、まだまだ雪深いのですが、暦の上では節分の次の日からは春になります。
ここ数日、子どもたちは自分たちで鬼になって、保育士を脅かしに行ってみたり、「鬼は外―!って豆まくんだよね」「鬼のパンツ」「鬼、がおー!」など、鬼や豆まきのことが話題に上っていました。大きくなって強くなった自分を感じながら、ちょっと楽しみなような、ちょっと怖いような気持ち…
集会では、節分の由来を聞いて、鬼のお話を楽しみました。小さな子どもたちには豆は窒息等の危険もあることから、今回は豆をまいて食べることはしませんでしたが、実際の豆の音を聞いたり、香りをかいでみたりしました。
たくさんの鬼の絵本がありますが、この絵本は、大阪弁で書かれています。それならば…と、大阪出身の保育士が本場の大阪弁で読み語ります。いつもとはちょっと違うイントネーションや言葉に触れながら、子どもたちもすっかり物語の世界に入り込んでいます。
お話を楽しんで、「鬼のパンツ」でも楽しく踊ろうか、という時に誰かがやってきました。
鬼です!! うわー
…あらら、でもこの鬼さん何だか様子が違います。
何だかみんなと友達になりたいようなのです。
この間読んだ「泣いた赤おに」の鬼さんみたいに優しい心の鬼さんなのかな?
子どもたちの心にはいろいろな感情が沸き起こります。考えているようです。
少し緊張しながらも、鬼と触れ合います。
何やらお土産も抱えてきました。このみかんをみんなと食べたいようですね。
この後、1・2歳児さんは屋上へみかん探しに出かけました。
鬼は、「大切な友だちと約束の時間があるから…」という手紙を残して、いなくなっていました。
さて、0歳児さんも大丈夫だったかしら?
今日のランチは「鬼のキーマカレー」、おやつは鬼のパンツ…ではなくて、「鬼のパン」をおいしくいただきました。
持ち帰りました子どもたちと制作した豆入れと豆で、各ご家庭ではどんなふうに豆まきをされたのでしょうか?
邪気を払い、健康を願う「豆まき」。今年も元気に過ごしましょう。