「まだあそびたい!」~4人めのもう一人の自分~

今日は合浦公園に行ってきました。
朝は、タクシーが来ると「タクシー来た!」と大興奮の子どもたち。
タクシーの中でも「海あるかな」「ボス(ニホンザル)いるかな」と話していましたよ。
合浦公園に到着すると、クジャクが出迎えてくれました。


クジャクは、子どもたちを見ると、大きく羽を広げてゆっくりと一回転し、
「どう?ぼくって綺麗でしょう?」と声が聞こえてくるようでした。
子どもたちは、クジャクに見とれ、「おっきいねー!」とお友だち同士で話していました。
それから、少し歩いていくと、黒くて大きなものが見えてきました。


「汽車だ!」と一人の子が言うと、みんなはSL機関車の前に向かって走っていきました。
記念撮影をしたあと、ボスに会いにニホンザルの小屋へ。



子どもたちは、写真で見ていたものの、恥ずかしかったのかボスの姿はなく、エサだけが小屋に残っていました。
そして、ツツジのトンネルをくぐっていきました。


トンネルから出ると、カモの親子にも会えましたよ。


みんなは、体をかがませながらトンネルの中をくぐっていきます。
出てきた!と思ったら、久美子先生とナース先生の姿が見当たらない!?
みんなで探しに行くことにしました。


公園の中をどんどん進んでいき、時々水たまりにも入りながら、
着いた先にはシートを敷いて待ってくれている久美子先生とナース先生の姿が!!

丘の上でおやつとお茶を飲んでいると、横には大きく広がる海が見えてきました。
裸足のまま海へ向かって歩いていきます。
足の裏の感触がいつもと違うな・・・
でも海に行ってみたいな・・・
さまざまな表情を浮かべながら、みんな海のそばへ歩いていきました。


海を近くで見ていると、波が「おいでおいで」というように寄せては戻っていきます。
子どもたちは、眉を八の字にさせて、戸惑っているようでした。
写真では、止まっている波がこんなに動いているなんて想像していなかったのかもしれません。
そうしているうちに、先生が一人・・・二人・・・と入っていき、
足を海へと進める子が少しずつ増えてきました。
すると、一人の先生が投げたまつぼっくりを取りに海の中へ!


子どもたちは慌てて「がんばってー!」と一生懸命声をかけてくれていましたよ。
時間が経つにつれて、海へ入ろうとする子が少しずつ増えてきました。
波のそばで砂遊びも始まりました。
そのうちに、子どもたちの声も明るくなってきました。


貝殻を拾って「水族館みたいだね」と言ったり、
波が押し寄せて転んでしまっても「海って楽しいね」と
話して海の解放感で4人目の自分に出会ってしまったようでした。
最後は、「もっと遊びたい!」「帰らない!」と
言って砂と海の水を指先からつま先まで全身を使って遊んでいましたよ。


たくさん遊んで、タクシーまで一目散で走り、保育園へ到着しました。


保育園で待っていたのは、温かいお風呂と、魚がモチーフのシーカレーでした。
カレーは海の幸がたくさん入っていて、
まさしく海の味!?子どもたちは、おかわりして食べていましたよ。


春の海は、冷たかったかな?
温かかったかな?
子どもたちに聞いてみてくださいね。

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