春の宴


2011年05月02日 ( 月 )


  「さくら」

さくらのつぼみが
ふくらんできた
と おもっているうちに
もう まんかいに なっている
きれいだなあ
きれいだなあ
と おもっているうちに
もう ちりつくしてしまう
まいねんの ことだけれど
また おもう
いちどでも いい
ほめてあげられたらなあ…と
さくらの ことばで
さくらに そのまんかいを…
 
  詩:まど みちお

4月30日(土)「お花見会」が開かれました。
午前中は晴れ上がっていた空でしたが、予定時刻の3時を前にポツリポツリと雨が降ってきました。
雨天…お花見会は…ん~!もちろん開催・続行!
  雨の下の桜もまた風流。
シートで屋根を作ったり、テントを張った中庭では焼き物コーナーと棒パン作りで大賑わい。年中・年長児の保護者の方はコーナーの係の動きも手慣れたもの!!園舎内はお蕎麦や手作り品、差し入れの品でテーブルがいっぱい。
今年4月に入園したばかりの0歳児のお子さんの、お父さんとお母さんはお花見会のお誘いのおたよりをご覧になって、差し入れを考えて下さいました…
話し合いの末、当日はポップコーンに。慣れた手つきで!?お父さんがなべにオリーブオイルをしいて揺らしながらポップコーン作り。初の行事参加、初々しい…
隣で微笑み見つめているお母さんと抱っこされてうれしそうなRちゃん。
ときどき園児たちがやってきては「Rちゃん、かわいい」と声をかけ手をかけ気持ちをかける。
人の中で育つ、共に育ちあっているということが行事の中でも見えてくる。(実感できる)
焼き物コーナー係のお父さんの隣で同じように頭にタオルを巻いて働くMくん。お父さんはやっぱり憧れ!こうやってお父さんの心意気は受け継がれていくはず。より好きになるはず。
ふと気がつくと、よそのお子さんのトイレに付き添っていて下さっていたお母さん。
そばを食べさせて下さっていたお父さん。
卒園児さんも懐かしいお顔を見せてくれました。
・・・いつの頃からか生まれ、受け継がれている「あいのファミリー」という言葉。それは、心もち…つながりなのでしょうね。

「雨でもやっぱりやると思ってました。」

お天気もあれば、雨も降ります…でも、その中でいかに過ごすのか!?何を見出すのか?
「楽しみ」は意外と些細な中にもあふれているのかも。見つける人しだいなのかと。

実は片づけが済んだあと、スタッフは「春の園遊会」を開催。 …次の日は祭日(お休み)でよかった~!

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