2013年12月07日 ( 土 )
たくさんのご参加ありがとうございました。
子民家とは違ってこぐま組でのスコラは、子どもたちの製作した船やロボットやお店などに囲まれてのやさしいひとときでした。用意されたたくさんの椅子は瞬く間にびっしり埋まってしまいました。
スコラが始まるまえ園長先生曰く「お母さん方の日々の仕事や子育ての忙しさも十分わかるが、労わりや慰めや優しい言葉にとどまるだけでなく、お母様方には聞きづらいこともあったりするでしょうけれど、そのことから目をそむけないで目の前の子どもをしっかり見据えその育ちの事実をお母様方と共に考えていこうと思います。」と。
資料に沿ってルソーやペスタロッチの主張した子ども観(子どもには自らの育つ力がある)をお話することで、子育ての原理のようなものにふれ、たくさんの体験談を織り交ぜながらあっという間の2時間半でした。
お母様方からのアンケートへのヒントやアドバイス、日常の中でよくある子どもとのかかわり、その中で感じるおとなの困惑する事例に、みなさん共感しうなずいて聞いていらっしゃる姿が印象的でした。
さまざまなご家庭の子育てを園長先生なりにお話しされ「お母さんの考えをおしつけるのではなく、子どもがいま何を考え何を求めているのかを察知し、良いものは与える悪いものは遠ざける努力をし、もっと柔軟な心持で毎日の生活や仕事、子育てに喜びや幸せを感じて欲しい。」この願いもまた深く心に残りました。
次回のスコラもたくさんの方のご参加をお待ちしております。
『お茶もお菓子もご用意しておきます。赤鬼より』