2016年12月13日 ( 火 )
本日、あいのアイランドでパーティーが開かれたの。
私「くいしんぼ姫」は、とっても楽しみで、タイムマシンに乗ってアイランドに遊びにきたのよ。
アイランドには森のコックさん(こりす組)やちびっこ海賊(こじか組)、お城のみんな(こぐま組)がいたわ。
みんなステキな衣装に身を包み、自分たちの出番を待っていたわね。
森のコックさん(こりす組2歳児)は、森に出かけて、大きな大根を見つけたわね。大根掘りをしたあとは、きのこを見つけて、きのこシチューを作っていたの。そこへ「くいしんぼおおかみ」がやってきたわ。おおかみは怖かったけれど、みんなへっちゃらだったわね。森のコックさんたちはおおかみと一緒にクッキングをすることにしていたのよ。もーっと小さなコックさんたち(0、1歳児さん)は、フライパンを持ってお料理♪いろんなごちそうが出てきたわ。身近な生活、これまで経験したことと結びついた表現だったわね。
海を探検していた海賊たち(こじか組)は、小さな音でも聞きつける耳を持っていたわ。音楽が止まると体もピタッと止まるの。船に乗ったり、海の中を泳いだりしていると、サメと遭遇。海賊たちは、サメと勝負!をすることにしていたわ。勝負は、海賊の勝ち!!私のことを「サメから守る」と言ってくれた海賊もいたのよ。サメは、くいしんぼおおかみと友だちだったみたい。でも、本当はもっとたくさん友だちがほしかったのよ。海賊と友だちになれて、サメはとっても喜んでいたわね。なんにでもなりきれる子どもたち。心の底から彼らは「海賊」だったわ。
お城のみんな(こぐま組)は、オペレッタをしていたわ。お上品なねこに元気いっぱいのどらねこ、お城を守る兵隊に、小人やおばけ。ちょっぴり緊張もしていたみたいだけれど、大きな歌声に輝いた表情。お城やおばけのダンスパーティーでいつもは、誰と踊ろうか迷う子も今日は友だちを見つけてにこやかに踊っていたわ。私は、その表情がとっても嬉しかったの。友だちと一緒だからこそ素敵なオペレッタになったのよね。友だちと力を合わせることでより大きなものができることを知ったのではないかしら。
アイランドには、音楽隊(ゆっか船長、海賊えーびー、カーラーさん、りえ太郎、きょうコック、大根ばあや、くいしんぼおおかみ、支配人料理長たか、コック見習いとも、パティシエあさ、くいしんぼ姫)もやってきたわよ。みんなの大好きな『優しさに包まれたら』の合奏をしていたわね。合奏に合わせて子どもたちも歌ってくれたわ。最後には「ブラボー!」、「アンコール」の声も聴こえてきたのよ。とっても嬉しかったわぁ。
いつだって子どもたちはなりたいものになれるのよ!それは子どもだけではないわ。大人も一緒に豊かな感性、想像力を持っていくことで、より子どもたちは、「こうなりたい」の想いを膨らませて、「憧れの自分」に向かっていくのよね。
～次回「森のシェフは大忙し!」に続く～