2018年05月12日 ( 土 )
子どもたちは、鳴瀬先生の奏でるピアノと見事にマッチした保育士の読み語りに見入ります。
「お・か・あ・さ・ん」に想いを込め、次々と子守唄を歌う鳴瀬先生の姿を子どもたちはじっと見つめます。
きっと、子どもたちは、数々ある子守唄の歌詞の「お母さん」と自分の「お母さん」を重ね、何度もお母さんのお顔を思い浮かべていたことでしょう。
鳴瀬先生が子どもたちに「お母さんになって一番うれしかったことは何だと思う?」という質問をしました。
ハイ!ハイ!とすぐに反応する子どもたちの中でしばらく悩んでいた4歳児の男の子が「ぼくたちが笑うこと!」ととても穏やかな口調で応えました。
お母さんとの日々が、鳴瀬先生の奏でる音色が彼の心に届いたんだなと感じた瞬間でした。
ミニ音楽の扉の40分間は、いつもに増してお母さんのことを想う大切な時間でした。
明日は、母の日。
母になったからこその母の日。
母が子を、子が母を 想う日。