「あと何回寝たらお出かけするの?」
子どもたちはお部屋のカレンダーの「りんごマークの日(園外保育の日に目印として描いていました)」を心待ちにしていました。
そして、今日は待ちに待ったお出かけの日。
公園へ着いて間もなく、湖がありました。
「あっ、海!」
「思親の里のカエルもいるんじゃない?」
「カッパもいるかも!」
「あれ、今度は川になった!」
子どもたちからも色んなつぶやきが聞こえてきます。
きょだいな昆布、バナナみたいな葉っぱに熊の手…。
子どもたちは様々な形、大きさの葉っぱを発見してはイメージを膨らませていました。
歩いていくうちに、
「もうここでご飯食べようよ」
「帰るの〜」という声も聞こえてきました。
しかし、お弁当を食べる広場の手前にある橋を見つけた子が、
「みんなー、あと一つ橋を渡ったらお弁当だよー!」と叫ぶと、
子どもたちの足取りは一気に軽くなりました。
たくさん歩いた先には楽しみがあるという見通しも持ちつつ、前へ前へと進みました。
お母さん方が作ったお弁当は、子どもたちにとっての一番のエネルギーになっていたようです。
次のお出かけは、親子遠足ですね(その日のカレンダーには、「みかんのマーク」をつけています)。お母さん、お父さんと一緒に過ごす時間を子どもたちは楽しみにしています。