ーきょうみんないっしょだねー

晴天→曇りのち雨ところにより雷雨、
傘マークに雷の稲妻マークは消えません。
しかもちょうど11時前後がピークとなれば
雨対策本部が出動し、片っ端から体育館の空き状況探し。
鶴田町近くの柏あたりに体育館ゲット。
即下見へ直行、写真をとり大まかなイメージをつけ、
園へ戻る車内では即変更会議。
往復2時間の中での前日の出来事でした。
こんな時にこそ発揮されるスタッフ間の連携プレーと熱い想い。
そして、このおおきな変更に動じることなく協力的な父母の皆様。
こうやっていつでも園とご家庭とのつながりとお見守りに感謝です。
全ては子どもたちの幸せのために。

バスの車窓から見えるどこまでも続く田園風景、田植えが終わった水鏡の水田、
残雪まじりの岩木山の勇姿、そして木々の新緑、ニセアカシアの白い花が目に優しく
すべてが実に 美しかったです。
太宰は小説「津軽」の中で、津軽平野から眺めた田園と岩木山の景色をこう表現しました。
「満目の水田の尽きるところに、ふわりと浮かんでいる感じなのである」と。

【子どもは学び、こどもに学ぶ】
感想ノートから
「Aは朝からはりきっていていつもよりさっと身支度を整え『まだいかないの?バス行っちゃうよ。』と私がせかされ普段とは全然ちがう姿に、こんなに遠足を楽しみにしていたんだ」と感じました。
バスから広場までも『疲れたあ。』『おなかすいた』と言いながらも歩ききり、レクレーション中で大型遊具に心ひかれながら、ダンスも楽しんでいました。小さいクラスの頃はたくさんの人の中やなれない場所だと、戸惑うことも多く、私にくっついてばかりだったAでしたが、どんどん先に進んでいく様子に、Aの世界の広がりを感じました。一緒に過ごしてAの成長を感じた一日でもありました。
帰りのバスに乗った時『楽しかったあ。』は、本当にAの心の底から出てきた言葉だったと思います。(一部省略)」

またBちゃんのノートには、
「Bは今までと比べると終始おとなしめではあったものの、鶴を初めて見たことに感動したり、大きな湖と長い橋を見つけたとたん走り出したりお友達と一緒がうれしそうだったりと、楽しみにしていた通り楽しんでいたようです。ただ二人でお昼ご飯を食べた後に「お友達とたべたかったなあ」とつぶやいているのを聞いて反省。Bはもう新しい環境で新しい関係を築きはじめているんですね。家では見られないBの様子にもいくつか出会ったりと新鮮な驚きもあった親子遠足になりました。(一部抜粋)」

たくさんの感想そして子どもたちのつぶやきも寄せられました。
  (バスが出発する前、ニコニコしながら小さな声で)

―きょう、みんないっしょだね。―

いろいろなこどもたちがいて、その子たちの様子を見ながら普段は自分でしないようなことも広げていく。環境を通して広がっていく。子どもはいつでも学び今を生きる。

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