毎日のようにどんぐりや松ぼっくりなどを使って何かに見立てながら、「ものづくり」をしている子どもたち。
今日はさらなる発見・素材を求めて、秋の実りを探しにいきました。
森には何があるのだろう?どんな色があるのだろう?
期待を膨らませていました。
「あの木、なんか赤と緑が混ざっているね~」
「え?桜の木も葉っぱが赤くなるの?」と、季節の移り変わりで見えてくる違いを目で感じていたのでした。
手作りの収集バッグを下げ、坂を駆け上がると…「なんか実がある!」
とちの実を拾った子が、「これ、ほっぺに使えそうだね~」と言いました。
葉を手に取った子は、「うさぎの耳!」、「これは鳩の羽かも」と色や形を吟味していきます。
作りたいもののイメージが膨らんでいるようです。
ある子が、「秋って色んな色があるね」と話していました。
その言葉の通り、散策中は色んな色に出会いました。
・赤みがかった橙・山吹色の楓の葉っぱ
・どんぐり、落ち葉のこげ茶色
・ナナカマドの赤
・爽やかな草原の緑
・空と海の淡い青色…など
日本ならではの深みのある色合いの景色に、
「なんだか夢の国みたい」という声も聞こえました。
秋の深まりで色彩豊かになった青森の森。
自然のパワーをたくさん頂きました。
目で、耳で、肌で感じた経験を、これからの活動で表現していきたいと思います。