今朝、ホールにあった遮光の為のカーテンを開けると、
なんと手形が残っているではありませんか!!
こぐま組の子どもたちはびっくりして他の子どもたちや保育士に知らせていました。
「きっと鬼の手形だ!」
「足跡もあったよ!」
「青い鬼と黒い鬼かな?」
「赤い小さい鬼も来たんじゃない?」
と手の大きさと手形の色から子どもたちの想像が膨らみます。
先日の鬼さんの忘れ物のなたも見つけました。
「これを取りに来たのかな?」「でも、どこにあるかわからなかったんじゃない?」
と、こちらもどうして園に鬼が来たのか、いろいろ考えを巡らせていました。
さて、みんな集まった所で
「ところで、節分ってどんな日?」と子どもたちに問いかけた所、
「鬼が来る日!」
「まめまきをする日」
「恵方巻を食べる日」など様々な答えが返ってきました。
子どもたちには、節分がどんな日なのかや、昔から魔除けに使われてきた柊イワシのお話、
なぜ恵方巻を食べるのかなどもお話ししました。
(本日配布になりましたおたよりにも載せておりますので、親子でご覧になり、お話をしてみてくださいね。)
昔から、病気や怪我、様々な災害など
人間の想像力を越えた恐ろしい出来事は鬼の仕業であると考えられてきました。
その鬼を春になる節目の日に豆を投げて追い払い、一年を無事に過ごせますようにと願う行事が節分です。
昔から受け継がれてきた行事には人々の幸せを願う意味が込められているのですね。
今年の節分は明日2月2日。地球が太陽の周りを回る一年間がぴったり365日なら問題ないのですが、
365,2422日(=365日+5時間49分)という半端な時間が生じてしまうが故の時間合わせのためなのだそうです。
節分が2月2日になるのは、明治30年(1897年)以来なんと124年ぶりのことだそうです。
最近のコロナ禍で、受け継がれてきた伝統の大切さを思い知らされます。
早く世界にはびこる「大きな鬼」を追い払って、日常が戻ってくるように願ってやみません。