「こどもの日ってどんな日?」と聞かれてすぐに答えられるでしょうか?
こどもの日とは、子どもたちが元気に育ち、大きくなったことを感謝すると共に、日々慈しみ育ててくれたお母さんに感謝する日でもあります。
子どもたちにこいのぼりのお話しや、こどもの日に食べる柏餅のお話しもしました。(本日のおやつでおいしく食べていましたよ)
黒く大きな鯉のぼりは真鯉(お父さん)、赤い鯉のぼりは緋鯉(子ども)、青い鯉のぼりは子鯉と言います。
子どもたちにこのにお話しをしたときに、「どうしてお父さんがいて、お母さんがいないのかな?」と疑問を持ったようです。
どうしてなのか、決まった答えはありません。子どもたちと話しながら、いろんな想像を巡らせてみるのも楽しいですね。
集会は、こいのぼりの玉入れゲームなども年齢別に行われ、大盛り上がりでした。
本日のこどもの日ランチも卵焼きのこいのぼりや兜の形の揚げものなど見た目も楽しい給食に
「すごーいっ!」「かわいいね」と感想を言い合いながら楽しんでたべていました。
子どもの日は「端午の節句」に合わせて決めた日なので、端午の節句と子どもの日は同じ日にあたります。
雨季に変わるこの時期には何か悪いものが入ってくるために病気や災厄が増えているのだと考えられていました。
この悪いものを追い払い、男の子が強い子に育つようにと菖蒲の花を飾ったり菖蒲湯に浸かって厄落としをしていたのが端午の節句です。
また、菖蒲は香りが強く、虫を寄せ付けないことや、尚武(武を重んじる=強い子になるように)に通じるため、宮中の行事で使用していたことが始まりと言われています。
現在は男の子のみではなく、男の子も女の子もみんなの成長をお祝いする日になっています。
私たちが暮らす日本のみならず、世界中の子どもたちが、災厄や戦争がなく健やかに成長してゆける世になってゆくことを願っています。