今日はひなまつりですね。
桃の花、菜の花・ミモザなど、色とりどりのお花が飾られたホールに集まると、
だれからともなく「♪あかりをつけましょ、ぼんぼりに~おはなをあげましょもものはな~」と
「うれしいひなまつり」の歌を口ずさんでいました。
昔は、着せ替え人形で遊ぶ「ひいな遊び」から
紙人形を自分の災いの身代わりに流す「流しびな」の風習が結びついていきました。
そこから紙人形ではなく、ひな人形を飾って、お祝いするようになりました。
菱餅は、緑「大地」とされ「健康や長寿」、白「雪」で「清浄」、ピンク「桃」で「魔除け」の
「雪がとけて大地に草が芽生え、桃の花が咲く」という意味合いがあります。
ひなあられは、ピンク「春」、緑「夏」、黄色「秋」、白「冬」を意味し、
どの季節も健康でいられますようにと願って食べられてきました。
実を
もたらすという意味あいがあります。
「ちらしずし」の具材についても
♪
はるの のはらに なのはなさん
しあわせ みえるよ れんこんさん
くるくる はたらく おまめさん
じょうぶな えびさん ながいきさん
と歌にあわせて
それぞれに色んな意味があることを知りました。
子民家に飾られているひな壇のひな人形を思い浮かべながら
「右大臣と左大臣の下には3人の道具を持った人もいたよ」
「怒った人と泣いた人と笑った人いたよ」
「あと、その下には箱とかあった」
と7段のひな壇飾りのことを話していました。
雅の世界に誘われながら、日本の文化に触れた子どもたちです。
思親の里の雪山も、少しずつ低くなり、春の訪れも、もうそこまできています。
今年も健やかでありますように。