春が近づいた空には白鳥や渡り鳥が群れをなしています。
先日クラスのある子がお母さんとの買い物で食パンをみつけて、
「白鳥にあげたい!」と言って持ってきてくれました。
持ってきてくれたあと一度行ってみたのですがその時は白鳥には出会えなかったのです。
うっすらと雪が積もった今日ならば白鳥がいる!?と考えてゴミ拾いをしながら沖舘川に向かってみることにしました。
沖舘川に向かう道中に落ちている様々なゴミたち。
「まだ使えるのにどうして捨てるんだろう」
「ゴミ箱に捨てればいいのにね」
「こんなにたくさんだよ!」
「地球が喜んでるよ!」と
袋片手に見つけたゴミたちを次々と拾っていきました。
目的地の橋は工事中。
そこで進路を変えて春にも歩いたあいの橋へ向かいました。
そこには・・・・なんと!
渡り鳥と立派な鯉たちが。
皆でパンを分け合って鳥たちや鯉たちにあげてきました。
「おなかすいているみたい!」
「美味しそうに食べているよ」
「すごく早く食べてる!」
と鳥たちが食べる様子を言葉にしていました。
帰り道、北の空の方向へ白鳥たちが飛んでいきました。
「(この前沖舘川にいたのは)あの白鳥かもしれないね!」
「もっと寒いところにいくの?白鳥は寒いところにいるんでしょ?」
「また来てね~」
鳥を見つめる子どもたちの上を渡り鳥が春を告げるように飛んでいきました。