2017年08月21日 ( 月 )
小中学校の夏休みももうすぐ終わりです。
夏休みが終わる前に、今年も卒園児さん姉妹が遊びに来てくれました。
今年は二人が年長さんの時に過ごした「こぐま組」の保育室で、子どもたちのためにバイオリンを奏でてくれました。
最初バイオリンの演奏が始まるとソワソワと落ち着かない様子の子どもたちでしたが、徐々にバイオリンの音色に引き込まれ、5歳児のある女の子の視線はバイオリンの絃の動きを追い、ある女の子は演奏をするお姉さん方の表情をじっと見ていました。
保育室という限られた空間の中で響き渡るバイオリンの音色は、ホールで聴く音色とは少し異なる音色で、体に響いてきました。
ふたりとも年々心も体も成長し、子どもたちの前に立つ真剣さがつたわってきました。
でも、そこは卒園児さん!
子どもたちに「みてみて」と二人のバイオリンを並べて見せて、「大きさとか色がちょっぴり違うんだよ」と教えてくれました。
そして「明日から勉強するから、今日ぐらいは思いっきり遊びたい!」
と帰る時間になっても、なかなか帰り支度をしませんでした。
“あなたたちが過ごしたこの保育園は、あなたたちの居場所になっているんだね”
青森の夏休みももうすぐ終わりです。
かわりばんこに通信簿を片手にお顔をみせてくれたなつかしい卒園児さんとの再会も
たくさんありました。
また会いたくなったらいつでも来てね。
あなたたちの心のふるさとに。