11月23日は毎年、「勤労感謝の日」と制定されています。
本日、あいの保育園では、身近にいる人(お父さんやお母さん、地域の方や来園してくれる方達へ)の感謝の気持ちを胸に、クッキー作りを行いました。
勤労感謝の日って何だろう?と言われた時に、「お仕事をしている人に感謝をする日」と想像する方が多いと思います。
しかし、本来の「勤労感謝の日」の意味合いは、「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝をする日」であると言われています。
また、「勤労感謝の日」が制定される前には、「新嘗祭(にいなめさい)」という五穀豊穣をお祝いする儀式が催されていました。「新嘗祭」は祭りを通して、天からの恵みに感謝をする、という意味合いを持ちます。
祭りといっても、ただ祝うだけではなく、五穀豊穣に至るまでに作物などの育成に携わってきたにたくさんの人々の働きにも感謝をする、という想いがあるそうです。
たくさんの職種、業種の人たちが働いているからこそ、私たちが生活を営めている、ということに感謝をする。
子どもたちが保育園で過ごしている間にも、お父さん、お母さんはお仕事をしています。それは、自分たちが生活を営んでいくためでもありますが、周りにいるたくさんの人々(社会)のためにもお仕事をしてくれていると思います。
現今は、このコロナ禍と言われる世の中、人々の健康の為、また、命を守るために力を尽くしている、医療現場の方々への感謝の気持ちも込めて。いつもと違う日常、だからこそ、私たち国民一人ひとりが互いに支え合い、感謝し合い、共に生かし合っているからこそ、生活を営むことができているということを、改めて感じる毎日でもあります。
これからもお互いに感謝の気持ちや、労わり合う心を忘れずに過ごしていきたいですね。
子ども達は先日の「お仕事探そう集会」、各クラスでのお話、クッキー作りを通して、自分のまわりにはたくさんの「お仕事」があるということ、また、たくさんの人が支え合うことで、生活が成り立っていることを感じたようです。
お家でもぜひ、「お仕事」や「生活」についてお話してみてくださいね
◆2,3歳児さん
◆こぐまさん