ホールの壁には桜の花が咲き乱れています。
今日は成長を祝う会。
成長ってどんなこと?目に見えるもの、見えない心の成長…
いろんな種類がありますね。
トップバッターは2歳児さん。
お手製のマイクを持ってのインタビュー、大きな声で名前を話す姿は自信に満ちています。
0,1歳児の「桃太郎」
いつもとは一味違う空気を感じながらも、お友だちや保育士と一緒に、「も~もたろさん♪」の歌を歌ったり、曲に合わせて身体を揺らしていました。
3歳児の「合奏 ガボット」
自分の鳴らすところ、こうしたらいいかな?と思うところをそれぞれ奏でました。
4歳児は、色んな「やってみよう!」
長縄、跳び箱、けん玉、折紙…活動の中での好きなこと、見てほしいものが詰まっていました。みんなに見られる緊張感の中で、どうしたら良いか考えたり、自分の力を出そうとしたりする心の動きが感じられました。
そして最後は5歳児。
12月に行われたオペレッタ「森は生きている」の一場面と合奏です。
愛着のある物語も役や台詞を試行錯誤しながら当日を迎えました。一人一人が大事な役割を担う…5歳児らしい凛々しさと誇らしさが表情からも伺えました。
スタッフからの合唱は、「365日の紙飛行機」
♪
人生は紙飛行機
願い乗せて飛んで行くよ
風の中を力の限り
ただ進むだけ
その距離を競うより
どう飛んだか どこを飛んだのか
それが 一番 大切なんだ
さあ 心のままに
365日
♪
植物にも、動物にも、そして子どもにも大人にも、
どんな人にも、「成長」はやってきます。
振り返ってみるとその変化は大きく感じますが、日々競うわけでもなく、その人らしく少しずつ、着実に進んでいます。
互いの成長を祝い、これからも前に進んでゆきます。
🌸🌸🌸
そして、3月3日は桃の節句でもあります。
昔むかし、紙で作られた人形で子どもの体をこすり、
怪我や病気、災いを取り払い川に流した
「流し雛」がひなまつりの始まりとされています。
その紙びなが長い歳月をかけて
今のような豪華なひな壇へと変わりました。
時代と共に変化していったひな人形ですが、
子どもたちの健やかな成長を願う思いは、
昔も今も変わりません。
保育園でも子どもたちの
健やかな成長を祈り
「ひなまつり集会」を行いました。
一年に一度飾られるおひなさまを近くで見ると、
「笑ってるよ」
「怒ってる」
「ひしもちは、おひなさまの着物と同じ感じがする」
などつぶやいていました。
色合いの良いランチ、5歳児の女の子が作った桜の葉が香る桜餅で
一足先に春をいただきました。